頼み事

最近、友人達からチラホラと
ある頼み事を依頼されるようになった。

『私が死んだら散骨して欲しい』という依頼。

昨夜もある友人から頼まれた。

「何で私なのよ!私の方が先に逝っちゃうかもしれないわよ」と、言うと

「アンタは大丈夫!
憎まれっ子、世にはばかる…って言うじゃない〜?
絶対に死ななそうだもん(笑)」と、言われる。


散骨…。

私は以前からこちらのブログで申し上げているように
夫と犬と私の骨は全部1つの骨壺に入れて
よ〜く混ぜた後
散骨してもらうように
弟のお嫁さんのあゆみちゃんにお願いしてある。

私の実家では
長男が墓守りをする…という風習があり
そういった事の大切さは
祖母や両親から口を酸っぱくして教えられてきたけれども
私の場合は
夫婦で子供もおりませんし
お墓を作って納骨されるよりも
散骨してもらって
フウテンの寅さんの様に
「風の向くまま
気の向くまま…」にフラフラと漂っていた方がいい。

ですから
友人達の「散骨して」という気持ちも理解出来る。

またその他の理由で
「死んだ後、嫁ぎ先のお墓に入るのは嫌だ」という意見もある。

それぞれ様々な理由はあるけれど
今後も私への散骨依頼(?)は増えていくと思う。

しかし
散骨ってむやみやたらにまいたら
法律違反ですよね。

しかし
昨夜の友人は
「都内のどこかにまいて欲しい」と言う。

友人に頼まれれば…断れないっしょ…。

法律を破ってでも、まいちゃうっきゃない。

ゲリラ的にまいてしまえば
まいちゃったモン勝ち!!

たとえ捕まってしまって
「怪しい老女!!!!
銀座ブルガリタワーから突如の散骨!!!!」
という珍事件として
ちょいとワイドショーに取り上げられるだろうけれども
大切な友人のためですからね。

それもオツなもんだと思う。

しかし
以来件数が増えてくると
常習犯になりますからね。

ワイドショーでも
「散骨老女!!!表参道に出現!!!
一時、街中騒然!!!!」という事になり

たまたま現場にいたサラリーマンが
テレビの前で
「いやぁ…びっくりしましたよ。
だってあの!散骨老女が
隣の席で涼しい顔をしてお茶を飲んでいるですよっ!!!
いつもの『キィーッ』っていう奇声を発しながら
いつ骨をまき始めるのか
私としても、戦々恐々としてましたよ。
まぁ…今回は、何もまかずにお会計を済ませて
どこかに行ってしまいましたけど。
でも、ちょっと見てみたかったなぁ…」なんて
興奮気味にインタビューを受けるんですよ。

でもみんな…安心してね!

きっちりと、頼まれた事はやりますからねっ!

pagetop

昭和大橋歯科医院 Dr.chicoの日記

MENU

Calendar

1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31        
<<前月 2011年05月 次月>>

New Entries

Mobile

Archives