昭和大橋歯科医院 Dr.chicoの日記

現在、松山行きの飛行機の中で
ブログの原稿（って程のもんじゃぁねぇけど…）を書いています。

考えてみると
私の初フライトは大阪万博の時らしい。

但し、これは全く記憶にない…のでカウントしない。

その後は今から30年以上前、
中学一年生の時に母と米西海岸に旅行したのが
初めてのフライト。

それから何十回と乗っている飛行機だが
あの滑走路をグーンと加速しはじめて宙に浮く瞬間が
どーも苦手。

ですから飛行機に乗る時は
それが動きだす前にアイマスクをして
寝てしまう事にしている。

今回もアイマスクをバックから取り出し
「さて…寝ようかな」と思って
通路を隔てた隣の座席の人を何気なく見ると
あの！！！！スピリチュアルのEさんがいるではないか！！！！

私って新幹線や飛行機に乗った時に
かなりの高確立で有名人と
通路を隔てて隣り合わせになる。

例えばそれが
クリスチアーノ・ロナウド…級の有名人だったら
相手の迷惑を省みず「サイン下さい」とか「写真を撮ってもいいですか？」と
お願いするかもしれないけれど
まぁ…それ程までして…程度の有名人だと
素知らぬ振りをして
思いっきり観察させて頂く事にしている。（←性格悪いよねぇ…）

これはブログネタ的には非常にオイシイので
寝ている場合ではないな…と、判断し
アイマスクをバックにしまい
Eさんウォッチングを開始した。

さて…
通路を隔てた隣の座席に鎮座するE さんは
マネージャーらしき男性と一緒に座られていた。

風邪をひいているのかマスクをして
時々鼻をかんでおられる。

黒字に白いドット柄のカーデガンに
白のストールを巻き
ボトムスは白のサブリナパンツ。
メッシュの白い靴に
おそらく35㌢幅の茶色のボストンをお持ち…という、イデタチ。

さて…
彼の一挙手一投足を
細かく観察していた私は
完全に「家政婦は見た」の市原悦子モード。

離陸して暫くしてシートベルト解除のサインが表示されるや否や
彼は予め容易しておいたお弁当を召し上がりはじめた。

シュウマイ弁当
トンカツ弁当を並べ食べはじめた。

隣に座るマネージャーらしき人は
シュウマイ弁当だけ。

Eさんは
とにかく食べるのが早い。

殆ど咀嚼してねぇんじゃねぇかなぁ…。

あっという間に
2つのお弁当をたいらげると
鯖の押し寿司弁当を食べはじめた。

「まだ食うんかいっ！」

それをペロッとたいらげると
フライトアテンダントのお姉さんに
「冷たいお茶、頂けるぅ？」とお願いしていた。

もう少し咀嚼した方がいいですよ…Eさん。
だから太るんですってば…。

その後彼は
楽譜を取り出し暫く見つめ
腕組みをして眠りについたご様子。

10分経過…
いっこうに起きる気配がないEさん。

変化なし…。

だんだん退屈になった私は
アイマスクをバックから再度取り出し
眠りにつく事にいたしました。