昭和大橋歯科医院 Dr.chicoの日記

遥か昔の娘時代…
音楽というのは生活の中での必需品で
それがLPでもCDでも好きなアーティストのアルバムが出ると
ジャケットを眺めながらベッドに寝転がり
いわゆる“聴き込む”という事をしていた。

そもそもニューアルバムが発売される事が非常に待ちどうしく
予約をしたりなんかして首を長くして待っていた。

しかし
現在はそういった事とは縁遠くなってしまっていた。

車の移動中や例えばブログを書いている時などに
BGMとして流すとか
仕事が終わった後に大音量で10分程度軽く聴いて
その日の仕事の疲れをリセットする程度。

ところが先日、N君に
「SOCIAL DISTORTIONのアルバムっすけど
6年ぶりに出ましたよ」と聞いて
慌ててamazon.comで購入。

とてもいいアルバムでしたよ…かっこよかった。

とにかくN君の
音楽関連の情報はいつもオイシイ。

さて…
土曜日の夜は彼と飲みに行ってきました。


彼から
「4月に野音でCharのライブあんの知ってます？」と聞いてびっくり。

Char検定一級（？）の私が全く知らなかった。

慌ててカードのコンシェルジュサービスに電話して
チケットを依頼し
無事2枚取れた。

ホッと胸をなで下ろす。

娘時代に比べると
日常生活に忙しさに謀殺されて
かつては色々な方向に張り巡らせていたアンテナが
いつの間にか少しずつ減っているんだなぁ…いかんなぁ…と、思った。

ここでふと思ったのだけれど
一日は24時間というけれど
本当にそうなのでしょうかね。

年々一日が過ぎる速度が速く感じるのは私だけでしょうか…。

そもそも一日に24時間のうちで
やらなければならない優先事項があるわけですよ。

そのTO　 DOリストの最優先事項に
仮に『音楽を聴き込む』を持ってくると
本当に寝る時間が無くなってしまう。

小さい頃は
幼稚園から戻って
例えば天井を眺めながらボーッとしてみたり
例えば地面に列をなして歩くアリを眺めて、
おもむろにその列をグチャグチャにしてみたりと、
全く意味の無い事に時間を費やして
その後、公園で遊び
母が「ごはんよぉう」と迎えにきても
まだまだ夕方だったと思う。

現在では何しろあっという間に時間が過ぎる。

誰かに24時間のうち少しずつ時間を搾取されているのでは？と、
時々首を傾げたくなる。