今時の…

昨日の書き込みした
「ひろば」の記事を読んで
「今時の若いモン」についてちょっと考えてみた。

「今時の若い者は…」と言って将来を憂うのは昔からの事で
あのヒポクラテスだって「今時の若い者は…」と、嘆いていたらしい。

会社勤めの長い友人達は
「若い子には驚かされる」と、大きくため息をつき

「履歴書の字をカラフルカラーで書いて送ってきた」とか
「履歴書にハートマークが書かれていた」とか
「仕事のミスを注意したらすぐ泣くのよね。
泣くのはトイレで独りになってからって相場が決まっているでしょ?!」等の話をよく耳にする。

確かに私自身もイラっとさせられる事もある。

しかし
昨日の子犬の命を救った青年をはじめとして
「へぇ…」とこちらが感心させられる若い方も大勢いるのも事実。

例えば以前見た
終戦記念日に靖国神社で黙祷を捧げていた若いカップルが
とても印象的で今でも鮮明に覚えている。

そのカップルは20代前半で
髪を赤や青に染めて
耳、唇、鼻とあらゆる所にピアスを入れているカップルなんですけど
二人で和装の喪服を着て黙祷しているんです。

若いのに偉いな…と、思いました。
あのうだる様な暑さの中、和装の喪服を着る事自体がすごいですよ。
なかなか出来る事じゃない。
また女の子は着物を普段から着こなしている様で
あれは絶対に自分で着たんだと思う。

ちょっと着物にはうるさい私ですが
あの着付けは粋でしたよ。

あんな風に素敵に着物を着こなせる大人は少ないと思う。

http://www.youtube.com/watch?v=tmJBGEFXOvU

また↑コレは数日前
ツイッターで知ったんですけど
この「狐火」の「27歳のリアル」というラップを聴いて
「まさに魂の叫びだな…」と、感動しました。

(只一点、「それは『眉を細める』ではなく『眉をひそめる』では?」なんて
気にしちゃっている自分が小姑っぽくて嫌だった…小さいw)

まぁ、いずれにしてもですよ
これらの若い方を拝見すると
「ん…日本もまだまだ捨てたモンじゃないな…」なんて思ったりする。

歳を重ねる毎にだんだん頑固になる人を目にしたりすると
若い人に媚びる必要は全くないけれど
こちらとしても
彼らの声に耳を傾ける柔軟性は失いたくないな…なんて思う。

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昭和大橋歯科医院 Dr.chicoの日記

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