朝のお茶と…

お茶を飲むときの
急須にお茶の葉を入れて
お湯を入れて…という一連の作業が
特に後で急須を洗うという作業が私はとても面倒に感じ
お茶の500ml入りのペットボトルをケースで購入し
業者さんやお客さんが来ると
それを渡すという風にしている。

しかし
実家に帰った時
母がいれてくれるちょっと濃いめのとろりとしたお茶を飲むと
やはりきちんといれたお茶は美味しいなぁ…と痛感するとともに
心がホッとする。

スタッフの石原ちゃんは
早番出勤の時、その「きちんといれたお茶」を
ポットに入れて持参し
オフィスにいる私に「先生、飲んでね。温まるよ」と
持ってきてくれる。

これが旨い。

この一杯のお茶で
爽やかな朝をむかえられた気分になれる。

そして昨日の朝
石原ちゃんはお茶の代わりに
「先生、読んでみて。泣いちゃうから」と
新聞の切り抜きを持ってきた。

上毛新聞という地方紙の「ひろば」という
一般の方の投稿欄のコーナーに掲載された記事。

高崎市在住の高橋安治さん(80歳)という方の書かれた記事。

要約すればですね…

片道三車線の道路で
車にのって信号待ちの為、止まっていた高橋さん。

前方の横断歩道を
黒い子犬がヨチヨチとゆっくりと歩く姿が目に入り
「あーっ!」と声を出してしまったらしい。

信号が青になれば
車にひかれてしまう事を容易に想像出来たから。

すると
いわゆる「今時の若いモン」という風体の青年が
車から飛び出しその子犬を本当に大切そうに拾い上げ
自分の車につれていった。
小さな命を青年が救ったのだ。

そして信号が青になった。

しかしどの車も動かない。

そして皆がその青年に対して「喝采」の意味で
車のクラクションを一斉にならした。

とても美しい光景だったらしい。

「もう…石原ちゃん…困るなぁ…。
涙で化粧がボロボロなんですけどぉ…」と、涙がとまらなかったけれど
やはり爽快な気持ちにさせられました。

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昭和大橋歯科医院 Dr.chicoの日記

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