昭和大橋歯科医院 Dr.chicoの日記
前橋の昭和大橋歯科院 院長Dr.チコの日々の想いを綴っています。
悪戦苦闘
ピアノの練習ですが
ショパンのワルツに悪戦苦闘している今日この頃でございます。
一般的には右手で主旋律を弾いて
左手で伴奏を弾きますよね。
ワルツだから三拍子。
この伴奏の「ズン、チャッチャ〜」の「ズン」が
かなりの高確立で間違った音を弾く。
そのうち「チャッチャ〜」もおかしくなってくる。
「もぉーーーーーーーーーーーーっ!」と、ヒステリックになり
途中でバーンと鍵盤を叩いてフタを閉める。
「やめたっ!ワルツってムカつくーーーーっ!」と、煙草に火をつけ
「だいいち、♯が多すぎでしょ…ショパンさんよぉうっ!おぉうっ!
ってゆうか、ズンとチャッの距離が離れ過ぎるってんだよっ!」と
天を仰いで悪たれをつき
「こっちはねぇ…ツェルニーさんトコの練習曲でも
いっぱいいっぱいなわけよっ!
もうちょっと、こっちの事情とか後生の人の事も考えて作曲して欲しかったな。
ショパン君…君、惜しいな(←何様?)
その点、ベートーベンさんの方が気が利いてたわよ」と、
クラッシックに対してズブの素人が
トンチンカンな愚痴をこぼす。
もう支離滅裂である。
「悔しいから…一杯呑んで寝ちゃおうかな…」なんて考えるけど
やっぱり気になるから
一応…もう一回やってみっか…と
ヘッドホンを付けピアノの前に座り再練習。
そして暫くすると
「キィ――――――――ッ!」と、ヒステリックに鍵盤を叩いてフタを閉じる。
こんな繰り返し…夫も犬も「触らぬ神に祟りなし」と、近寄ってこない。
しかし…そんなピアノの練習ですが
一応間違えずに最後まで弾ける様になってくると…とても楽しくなる。
譜読みが出来て
上手い下手は別にして
先生から「ここは走る感じで」等の抑揚をつけたりするアドバイスをもらうと
「ウフフ…プロっぽい…」とワクワクする。
ちなみに昨夜のレッスンは惨憺たるものでしたけど…(泣)
先生は優しく慰めて下さいました。