昭和大橋歯科医院 Dr.chicoの日記
前橋の昭和大橋歯科院 院長Dr.チコの日々の想いを綴っています。
餃子
夜の10時過ぎ…
1人でソファに座り映画「エレジー」を観ていたら
誰やらリビングのドアをノックする。
こんな時間に誰だろ…?
ドアの鍵をあけると
近所に住む、衛生士スタッフの石原ちゃん。
彼女はニッコリと笑い
「先生、これ食べて。」と
熱々の焼きたての手作り餃子をもってきてくれた。
タレまで別の容器に入れて。
私は以前から声を大にして言っているのですが
彼女の作る餃子は日本一美味しいと思う。
皮はモチモチと弾力がありそれがカリカリに焼けていて
ふっくらしていて
中身の具がとてもジューシーで
あれを一度食べてしまうと
他のお店の物は物足りない。
私も餃子作りにはちょっと自信があって
マツケンレシピの真似をして
隠し味にコーヒーゼリーを入れるのですが
石原ちゃんのそれには足元にもおよばない。
彼女のレシピを聞いて一度作ってみたけれど
あんな風にはいかないんだなぁ…。
隠し味に味噌を入れるのがポイントらしいけれど
やはり母親歴20年以上の彼女ですから
キャリアの差なのでしょうな。
愛情が入っている。
彼女はその日は遅番で
9時まで仕事はしていたわけですから
一度家に戻ってから作って届けてくれたわけですよ。
餃子作りは結構面倒ですからね。
感激のあまり涙が出そうになった。
日々、ダイエット生活を心がけている私ですが
この時だけは目頭を熱くしながら
彼女の手作り餃子を美味しく頂戴致しました。
母を思い出した。
考えてみると
患者さんからも
採れたてのお野菜やら手料理が
殆ど毎日といっても過言ではない程
それはもう沢山頂戴する。
この時期は白菜、大根、水菜、ほうれん草、みかん等頂戴するので
私を始めスタッフ一同、殆ど野菜は買わずにまかなえちゃうんです。
本当に私は恵まれています。
心から感謝致します。