やっと…

ここ数日のブログは
なにかと言えば(「北の国から」風)ばっかりで
あれって、使いはじめると
ブログ的にはとても便利なんですねぇ…。

そろそろ止めますけど。

先日書き込みしましたが
夫がヤフオクで購入した「北の国から」を
やっと見終わりました。

この後「83冬」等のスペシャルバージョンも全巻あるので
頑張って観なきゃ…と、思っております。

「先生が『北の国から』を観るとは意外でした」と、スタッフのナカジ。

も〜う、ナカジィ〜長い付き合いなのにぃ〜。

私は今でこそ民放のドラマは一切観ないけれど
「北の国から」と「鬼平犯科帳」だけは昔から大好き!!!

北の国からの
笠松のおじいちゃんが断腸の思いで馬を売ったシーンと
ジュンが父さんからもらった泥のついた一万円札のシーンはたまりませんよ。

年に数回は思い出しては涙が出ます。

私は群馬県の高崎の駅から車で10分位の所で生まれ
今は殆ど住宅地と大きなショッピングモールがあり…という街ですが
40年程前は周りは殆ど田んぼと桑畑ばかりでした。

その当時は
明治30年代、40年代生まれの年寄りが沢山いて
おぼろげな記憶ですが
本家に集まった時など
そういった年寄り達の話を聞くのが好きでした。

「北の国から」で
笠松のおじいさんは18年間飼った馬に名前をつけてやらなかった。

名前を付けると情が移るからなんだそうだ。

馬は労働の為の道具だったんですね…当時は。

実は私も小さい頃、馬の話を祖母や父から聞いた事がある。

田んぼや畑で耕耘機を馬が引く。

馬は疲れ果てて倒れる。

すると太い丸太で馬のお尻を叩いて
無理矢理、馬を立たせ
また耕耘機を引かせる。

まだ幼かった父は
そんな風景を見て
「子供心に馬がかわいそうだなぁ…と、思ったよ」と
昨日の事に様に語る。

その話は私が小学校に上がる前くらいに聞いた話。

当時の私は非常にショックを受けて
「その農家の人はひどい人達だね」と言うと

「そうやって一生懸命働かないと食べていけなかったんだよ…当時の人は」と父が言った。

「北の国から」の様な厳しい自然の中で育ったわけではないけれど
あの番組が何故か懐かしく身近に感じるのは
そんな環境下で育ったせいかもしれません。

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昭和大橋歯科医院 Dr.chicoの日記

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