昭和大橋歯科医院 Dr.chicoの日記
前橋の昭和大橋歯科院 院長Dr.チコの日々の想いを綴っています。
トレーニング
子犬のマツは犬の幼稚園に入園して5期目、
人間でいえば「年長さん」になった。
ここからは保護者(?)同伴で、週に1回のトレーニングをおこなう。
犬をコントロールするには
飼い主もそれなりの練習が必要らしい。
ちなみにこのトレーニングですが
夫は非協力的。
「トイレがきちんと出来る」と「ダメ」だけ理解できれば
後はのびのびと好きな様にさせればいいじゃないか…と、言う。
私もそれは理解できる。
そもそも幼稚園に通わせたのは
私も夫も仕事をしているので
室内犬として飼う以上
最初のトイレを覚えさせるまでの躾の面倒をみるには限界があった。
ゲージに入れて云々という方法もあるが
子犬とはいえ大型犬ですから
ゲージなんかも生後3ヶ月も過ぎれば
ちょっと目を離すと
よじ上って外へ出てしまう。
そんなわけで幼稚園へ通わせたわけです。
通わせたからには
一応幼稚園のルールがあるわけで
「5期目から飼い主さんも勉強会に来て下さい」と言われれば
行かなければならないと思うのですよ。
私にとっても貴重な昼休みなんだから、夫に
少しは協力してあなたが行ってよ!と言いたいトコロを我慢。
結局、子育て(?)は私がやらなきゃならないわけです。
そんなわけで、木曜日の昼休みを利用して
一時間程、トレーニングへ行ってきました。
昼休みに幼稚園に行くと
マツは私の顔をみて
一瞬「え?!」という驚いた表情をした後
嬉しそうに駆け寄って来た。
もぉう…可愛いなぁ…。
私にとっては初のトレーニング。
諸々の説明を受けてなるほどなぁ…と感心した事があった。
例えば、フセとかマテとかさせますよね。
今までの私は
フセやらマテはひとつの「芸」であって
そんなものは出来なくてもいいのではないか?
という思いがちょっとあったわけですね。
しかし
そういった事をやらせる事によって
飼い主と犬との従順関係が確立されるのと
犬も“我慢”を覚えるのだそうだ。
特に室内で飼う場合
ただ可愛がって甘やかしてしまうと
犬自身が「自分が一番偉い」と思ってしまい
気に入らない事があると
無駄吠えをしたり噛み付いたりしてしまうらしい。
それが大型犬となると大変らしい。
我が家にもともといたラブラドールの道三が
とても大人しい犬で何のトラブルも無く生活出来たし
ラブ=盲導犬というイメージがあったので
ラブラドールは従順という認識がありましたが
基本的にこの犬種はやんちゃなんだそうだ。
生後半年のマツは
家では甘えん坊でやんちゃだが
幼稚園でのマツは
びっくりする程冷静で
私と担当の先生が話している間中
ずっと足下でフセをして待っていた姿には驚き。
「マツちゃんはこの年齢では
ずば抜けてお利口さんですよ。将来が楽しみですね」と、お世辞を言われ
「本当にありがとうございますぅ」と深々と頭を下げ
涙ぐむ私(←アホだ…。)
今回は歩行訓練を行いました。
私の左側やや後方を歩かせ
飼い主より前を歩かせず
誘惑があってもそちらに行かせないようにする訓練。
あっけない程スムーズに出来た。
内心「やっぱりうちの子は天才だな」とほくそ笑む。
こうゆうのを映画の寅さん的に言えば
「親ばかチャンリンそば屋の風鈴」というのでしょうな。
「これからは毎日15分位でいいですから
散歩の時に必ずおこなってください。」と宿題を頂戴した。
ピンヒールしかもっていない私は
さっそく帰り道に
いわゆる「運動靴」という物を購入しました。980円。
「10センチ以下のヒールは靴じゃない」と豪語していた私ですが
可愛い犬のためですから何でも履きますよ。
頑張りますっ!(案外、教育ママ?)