昭和大橋歯科医院 Dr.chicoの日記
前橋の昭和大橋歯科院 院長Dr.チコの日々の想いを綴っています。
ユニフォーム
アメリカの人気ドラマのグレイズアナトミーもシーズン6になり
毎週欠かさず観ています。
これは医療現場の医師達の様々な人間模様を描いた番組なのですが
脚本が面白い。
言い得て妙だなぁ…と、感心させられる小気味いい台詞まわしが好き。
さて…これを観ていてふと思ったのですが
ドクターの服装が興味深い。
オペ着(手術の時着るもの)…これは日本と一緒。
しかし
外来で白衣を来ている時のインナーが違うのよね。
例えば、エミリオプッチの胸の谷間がちょっと見えちゃいそうなワンピースに、ピンヒールだったり、黒いマニキュアをしていたり(もちろん爪は短いですよ)。
まぁ…ドラマですから多少の誇張はあるのでしょうが
お国柄の違いがおもしろい。
しかしそれはそれ。
昭和30年代の高度成長期ならまだしも
現在、アメリカがこうだから日本も真似をして…というのはナンセンス。
しかし私が思うには
おそらくあちらは
医療現場の医師を含めたスタッフは
ただ「仕事さえきちんと出来れば」別に何を着ようが、黒いマニキュアをしようがかまわない…という事なのでしょうな。
それには私も共感できる。
私もスタッフには服装に関して
清潔感さえあればうるさい事は言わない。
ワールドカップのシーズンには
日本代表のユニフォームとデニムをスタッフ全員に着てもらいましたから。
いいんですよ…それで。
だって腕は一流の衛生士達ですから。
患者さんもそのへんは理解して下さっているので
サッカーのユニフォームをみても
「まぁ…先生が変わっているから仕方ない」と苦笑いされておりました。
ただこの仕事は赤ちゃんからお年寄りまで
幅広い年齢層の方々と接するわけですから
あまり奇抜な装いはいかがなモノかと思う。
結局、あたりさわりのない無難で動きやすい服装になる。
さて…私は普段は様々な色のオペ着で仕事をしていますが
先日たまたまスカートをはいて白衣を着ていたら
患者さんに
「あれぇ?先生…スカートじゃん」と驚かれたので
「うん。今日は女装してみた」と、言っておきました。