ゴッホ②

弟のタケが家族旅行のサイパンから帰国し
「帰ってきました」とのメールがあったのに気がついたのが日曜日の夜。

ほくそ笑む私…。

先日書き込みした「ゴッホ他殺説」の件。

この仮説に非常に盛り上がる私に対し
周囲の反応はとても冷静で
スタッフの関ちゃんなんぞは
「だって自分の日常生活に関係ないでしょ。」と、せせら笑う。

確かに自殺でも他殺でも
私の生活には全く関係ありませんよ。

彼女は更に
「どうして自分に関係のない事に
そこまで盛り上がれるのか理解できない」と首を傾げる。

ええ。すごく盛り上がります。

だって世紀のミステリーですから。

このテの話し合いはタケが一番。

時計を見ると夜の10時をまわっている。

今回は長電話になる事が予想されたので
携帯に充電器を差し込み
電話をかけるとタケはワンコールで出た。

「もしもし?サイパンどうだった?」と、儀礼的に聞くと
「あぁ…楽しかったよ」と、儀礼的に答えるタケ。

「それよりゴッホの件なんだけどさ…」と、言うと
「うん!それそれ!詳細を教えてよ!」

この反応が嬉しい!

ここ数日で調べた事を報告すると
その都度
「えぇっ?!」とか
「ほぉう…。それは興味深いなぁ…」とか
レスポンスがドンピシャなんですよ!私が求めているものと!

話はどんどん進展し
結局のトコロ我々が学んできた歴史そのものの
信憑性が問われるよなという事になる。

一体全体真実はどうなっているのか?

よって
「タイムマシーンに乗ってその現場を傍観したいよね」
「ドラえもんがいたらいいのに」という話に帰結した。

時計を見ると深夜の1時を過ぎていた。

いい歳をした大人二人が三時間以上喋って出た結論が

「ドラえもん」。

相変わらず
レベルがあまり高いとはいえない姉弟の二人である。

しかし「blood in blood outだよねぇ…」というのが我々の口癖ですが
価値観の合う身内というのは
大切な存在なのでございます。

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昭和大橋歯科医院 Dr.chicoの日記

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