昭和大橋歯科医院 Dr.chicoの日記
前橋の昭和大橋歯科院 院長Dr.チコの日々の想いを綴っています。
ピアノ
うちにはピアノがあるのですが
暇な時間をみつけて
ちょこちょこ弾く真似事みないな事をしていたわけですよ。
中学生までちょいとやっていたもんですからね。ソナタの最初ぐらいまで。
だけど30年間…全くやっていませんでしたからね。
で、とりあえずですね
シューマンのトロイメライの楽譜を購入して練習をはじめたんだけど
難しいのね…びっくり!挫折…。
そこで
バッハのG線上のアリアに挑戦…したけど
これも途中で挫折…。
何しろ指が全然動かないんですよね。
楽譜を読むのも一苦労(嗚咽
これは基礎からきちんとやらなきゃいかん!と思い
音大卒の妹の利江に教えてもらおうかな…とも思ったんですが
結局身内だと甘えがでちゃうでしょ。
ですから
専門の先生に自宅に来ていただき
週に一度レッスンを受けることに致しました。
有名音大のピアノ科をご卒業されて
三人のお子さんの子育てを終えた女性の先生。
音大卒のピアノの先生…って
いわゆる芸術家タイプの気難しそうな人かなぁ…なんて想像していたら
とても綺麗でチャーミングで気さくな方でした。
嬉しい♪
私は「ピアノをやっていたなんて言ってもですね…
もう…全然っ!!!!ダメなんです…。
とにかく基礎からお願いします!!!」と申し上げ
ツェルニーの30番から始める事にいたしました。
これはピアノ経験者の方ならご存知だと思いますが
生まれて初めてピアノに触りますという方が弾くバイエルという教本を
終了した後ぐらいにやる超基本的な練習曲集。
でも…30年前はたいくつでつまらないなぁ…と思っておりましたが
この歳になって改めて弾いてみると
これがなかなか指の練習になるし
いいですよ♪楽しい。
私の場合は妄想癖があるでしょ。
完全に天才ピアニストの
フジコ・ヘミングになりきって弾く。
観客は夫と犬の道三。
もうそこは私の部屋じゃない…コンサートホールなんですよ。
いちいちドアから入場する。
ちょっと神経質なピアニスト風にやや不機嫌な顔で登場する、チコ・ヘミング。
そして片手をピアノにおき
会場を見渡し、すこしニコリとして一礼。
夫は仕方なしに拍手…。
「ちょっとっ!何よ、その拍手。
ちゃんと立って“わぁ〜!すご〜い!”って感じで拍手して頂戴っ!」
そして
「もう一度やり直します」と言い
再度ドアから入場。
夫は立ち上がり大拍手。
チコ・ヘミングは
ゆっくりとピアノの前に座り…天を仰ぎ目をつむる…。
暫くの沈黙。
会場はシーンと静まり返り固唾を呑む。
チコ・ヘミングの手は
ゆっくりと空を舞いふわりと鍵盤の上に置かれ
演奏が始まる…。
ソドレミレドソドレミレド…♪
チコ・ヘミングの奏でる曲は
大聖堂に響き渡る賛美歌の様。
観客は涙を流す…。
そして演奏のクライマックス!ドミソミソミドッ!
静まり返っていた会場から一斉にわれんばかりの拍手が起こる。
ブラボー!ブラボー!
チコ・ヘミングは暫く放心状態の様であったが
ホッとしたように大きくため息をつきゆっくりと立ち上がり
会場を見渡し両手を広げ満面の笑みで一礼する。
………
「チコ…、そろそろ俺、仕事に戻りたいんだけどいい?」と、夫。
「あ、ども。すいませんでした。」と、私。
毎日こんな風に練習に励んでおります。
リボンを…
昨日はまつ毛のエクステをお願いしているお馴染みの須藤ちゃんに
ネイルをしてもらいました。
シャネルで買い物をすると
ラッピングのリボンをつけてくれますよね。
そのリボンを何とか貼り付けられないか彼女に相談したところ
さすが天才須藤ちゃん。
ジャストサイズにカットしてくれて加工してくれてですね…
こんな風に仕上げてくれました。