厄介な子供

ホームページの管理をお願いしている末次氏から
iPhone4をゲットしたというメールを頂戴した。

「ってゆうか、とりあえず悔しい〜っ!」という連絡をしておいた。

私の3GSと取り替えようよ…という旨の申し出をしたところ
やんわりと断られた…当たり前だけどね。

私の幼少期の事。

私が小学校3年生の時
妹が小学校に入学してランドセルも勉強机も
新しい物を買ってもらう事になりますよね。

それが羨ましくて羨ましくて仕方がない。

私の持っているランドセルも勉強机も
何だかとっても古びた物に見えてきて
「私も新しいの買ってーっ!」と泣いてごねるわけですよ。

もちろん買ってもらえるわけでもなく
いつまでもグズグズ言っていると
「いい加減にしなさいっ!」と親にこっぴどく叱られる。

何でも妹が後から買ってもらった物の方が
新品なわけですから
それが欲しくて欲しくてしょうがない。

しかしあまり騒ぎ立てると叱られますから
今度は親に隠れて妹に直談判する。

直談判…というよりは
無理矢理略奪ですかね…。

例えばアイスクリームを二人で食べていて
私はさっさと食べ終わる。
小さい妹のそれはまだ半分以上残っていたとする。

「典子。そのアイスには毒が入っているかもしれないから
お姉ちゃんが調べてあげるからね。」なんて言って
残りは全部食べちゃうわけですよ。

小さな妹は大きな瞳をまん丸にあけて
文句を言うわけでもなく
それをじっと見つめていました。

一事が万事…そういった厄介な子供だったわけですよ…私はね。
今思い出すだけで、本当に典子が可愛そうになり胸が痛くなる。

新しいiPhoneをゲットした末次氏に「いーなーっ!」と言いながら
小さい頃のそんな自分を思い出し
苦笑いするのでした。

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昭和大橋歯科医院 Dr.chicoの日記

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