昭和大橋歯科医院 Dr.chicoの日記

待ちに待ったカタログがデパートから届いた。

お中元カタログ。

私はこれが大好き。

予め送り先は登録してあるので
カタログを見ながら
あの人には何を送ろうかな…なんて考えるのが楽しい。

また全国津々浦々の美味しい物も頂戴するのもこれまた楽しみのひとつで
特に気に入った物は
ほぼ日手帳に記録しておいて
何かの折に注文したりする。

さて
うちの両家の両親には
年に二回
タラバ蟹と毛蟹のセットを送るようにしております。

送り始めた当初は実家の母も
「こんな高価な物…、無理しなくていいのよ…」と、たいそう強縮していたが
「こうゆう物を親に送ってくれるまでに成長してくれたのね」と
両親は嬉しそうに言い
「ご先祖様に報告しなきゃね…」と、仏壇に手を合わせる母の姿を見て
まんざらでもない私だったのです。

しかし…親っていうものは…だんだん慣れてくるんですよ…もらう事に。

近頃では「いつもの蟹、届いたわよ〜。
あ〜りがとね〜！じゃぁね〜」と、軽く電話をかけてくる程度になりました。

そして先日
夫と一緒に実家に遊びに行くと
父は私にもらった事をコロッと忘れ
たいそうもったいぶって
「お母さん、チヒロ達に例の蟹を食べさせてあげなさい」と鼻の穴を膨らませ
「タラバだぞっ！タッラッバッ！」と恩着せがましい。

「ってゆうかさ、これうちがあげた蟹じゃないのっ！」と言うと

「あれっ？！あ…そ、そうだったな…」と、慌てていた。

まったくもう…肝心な事だけ忘れやがって…。