ラブレター

歴史上の人物が
自分の愛する女性に送ったラブレターって今でも結構残っていて
私はそれらを読むのが好き。

やはりそれなりの偉業を成し遂げたオトコというのは
女性に送る愛の言葉も重みがある。

そして最近目にした中で
最高のラブレターと申しますか
プロポーズの言葉があります。

それは
白洲次郎が生涯の伴侶である白洲正子に送った言葉。

You are the fountain of my inspiration and the climax of my ideal.
-あなたは私の霊感の泉であり、究極の理想です-

私はあまりの感動にテレビの前でのけぞってしまった。

白洲次郎と言えば
戦前は近衛文麿首相のブレインとして
戦後は吉田茂首相の懐刀となって
日本の政治の中枢で働いていた有名な人物。

やっぱり違うよねぇ〜。このクラスのオトコとなると…。
こんな事を言われたら
「このヒトの為なら死んでもいい」って
腹をくくりますよ!こっちもね!

横に座って一緒にテレビを観ていた夫をイチベツし
「あなたもさぁ…こんな気の利いたセリフ言いなさいよ…」

「……あ、あい らぁ〜ぶ ゆぅ〜、はにぃ〜」

「……情けないっ!」と、私は大きくため息をつき
「所詮その程度ね」と、失笑する。

「な、なんだよっ!じゃぁ、お前も何か言ってみろよっ!」

「えっ?!……あ、あい らぁ〜ぶ ゆぅ〜、すぃ〜てぃ〜」

「ふふふ…、お前もな」と、冷笑する夫。

とても偉業を成し遂げられそうもない二人の会話なのでした。

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昭和大橋歯科医院 Dr.chicoの日記

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