同じ話

先日
仕事を終えてまったりとしながら
四国で開業している友人に電話をかけた。

彼には色々と仕事のアドバイスをチョコチョコともらっているのよね。

そんなわけで今回も諸々の質問事項を終えた後
会話はいつもの通り
他愛もない長電話トークに移行していくわけであるが…

「そういえばさぁ…」と、話始めると
「その話は何百回も聞いたよ」と彼。

これから起承転結のバチ〜ンと決まった面白い話をしようと思っていた矢先に
“何回も聞いた”と言われてしまうと、まさに出ばなをくじかれてしまう。

しかしこれは四国の友人に限ったわけではなく
長電話仲間の弟のタケもよく言うのよね。

それからお馴染みの稲山氏も
やんわりと「えぇ…そのお話は何千回も伺っております…」
物言いはやんわりとソフトだけど
“何千回”というトコロが実は辛らつ。

実際のところ
いくら何でも“何百回”や“何千回”も話しているわけではないのでしょうが
あちらにしてみれば、要するにそれ程…つまり
うんざりする程聞かされているのでしょうな。

これまたお馴染みの、みのるもそう。
「ちこちゃん…その話…オチはこうだろ?聞いたよ」と、くる。

そもそも殿方というものはですなぁ
「あわよくばこの女性を口説き落として…」という下心が
相手の女性に対して全く無い場合…
マジなと、も、だ、ちの女性に対しては
結構辛らつなのよねぇ…。
これが女同士の友人だと「あ、その話…前にも聞いたなぁ…」と、思っても
その場は「へぇ。すごいわねぇ」と、一応は初めて聞いたふりをする。

しかし…
私ってそんなに何度も同じ話を言うのかなぁ…と、夫に訊ねたトコロ
「殆ど同じ話の繰り返し」だそうだ。

えぇっ?!そうなのぉ?!

「でもさぁ…アナタの場合は根気よく“へぇ〜”と言って
私の話を聞いてくれるわよね」と言うと
彼曰く
「まぁ…何度聞いても面白いからとりあえず聞いておくか」と、思う場合もあるらしが
ヘタに話の腰を折ると私の機嫌が悪くなり、後々面倒なのだそう…。

…あ、そうなんだ…。

筋肉マンのおでこには“肉”の文字がありますけど
うちの夫のおでこには
うっすらと“忍耐”の文字が浮かび上がってきた気が…しないでもない

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昭和大橋歯科医院 Dr.chicoの日記

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