ファッション通信

「ファッション通信」は
私が長年毎週欠かさず観ているテレビ番組。

その中でも
特に好きな物が
パリ、ミラノ、ニューヨークでおこなわれるメンズコレクション速報。

何故、メンズコレクションかと申しますと
@ ファッションのユニセックス化に伴い
重ね着使いやパンツのはきこなし方など
我々女性にも非常に参考になる。

A イケメンモデルをゆっくり拝見させていただき、目の保養をする。

スタッフの関ちゃんと一緒にテレビの前で
「おぉっ!」とか「うひょ〜っ!」とか歓声をあげながら
鑑賞させて頂くのが恒例。

特に、毎シーズン…群を抜いてイケメンを起用しているブランドが
ヴェルサーチだと思います。
やはりデザイナーのドナテッラが女性ですから
“女性の目から見たイケメン”ってのを
おのずと起用しているのでしょうか…、ハズレモデルがいない。
全員オイシソウ…なのであ〜る。

「しかし…ナンですな…殿方とお食事はやっぱりイタリアンに限りますなっ!関っ!」と
終始口元が緩みっぱなしの私。

すると画面を観ながら、
彼女はふと…我に返り
「ホ〜ント、イケメンだよねぇ〜。うちのダンナと全然違う…。」と
大きく肩を落とす。

私はそんな彼女の肩をなで
「関…関んチだけじゃねぇよ…。
うちのもそうだよ…。あのテイタラク…。」と、大きくため息をつき
我々のやや後方で
日向ぼっこをしているトドの様に
ソファに寝そべる夫を
苦々しくイチベツする。

「こんなハズじゃなかったのにねぇ…」と
お互い慰め合うのも…これまた恒例。

B 夫の意識改革用教材として利用出来る事。

結婚前は洋服には機能性のみ重視だった彼に対して
毎週毎週
「ゴイサン。この柄 on 柄の色使いなんか
あなたに似合うと思うわよぉ〜」と、サリバン先生の様に根気よく
根切丁寧にテレビをみながら説明する事10年余り…。

最初の頃は面倒がっていた彼だが
私が不機嫌になるのを嫌ってか
一応耳を傾けるようになり
「あなただからこそ、この着こなしが出来ると思うのよね。
でもコレが似合うヒトはなかなかいないわよぉ〜」という様におだてる。

すると彼は
「そ、そっかな」と、まんざらでもない様子。

以外と扱いが簡単なんですよ…彼は。

そして私の涙ぐましい努力の甲斐あって(?)ここ数年は
彼自身も洋服選びにも積極的になってきた。
目を見張る様な進歩である。

しかし元来、ひとつの事を徹底的に調べる傾向のある彼は
最近では
「80年代の構築的要素が盛り込まれているよね」とか
「チコお勧めの新進気鋭のデザイナーって誰?」等…
私の手に余る発言までするようになり
挙句の果てには
先日、沖縄のシャネルブティックさんに伺った時なんぞは
私が手に取ったバックを見ながら
「う〜ん…。この白のステッチがなぁ…微妙なんだよなぁ…」なんて
口をはさむ有様。

……生意気である……。

そんなわけで
最近では主に@とAをメインに
楽しませてもらっているファッション通信です。

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昭和大橋歯科医院 Dr.chicoの日記

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