技術職

美容師さん、ネイリストさん、各分野の職人さん…いわゆる
技術職の方に対しては
同じ技術職として共感するトコロがありまして
特に見習い中の方には
自分の昔を思い出し、「大変なのは今だけだから…頑張ってね!」という気持ちになる。

そして先日伺った地元のネイルサロンで。

フットの甘皮処理とファイリング…つまり爪のカタチと表面を整えてもらい
カラーを塗ってもらったわけです。

施術してくれたのは若いお嬢さんでした。Aさん。

そして施術中、完全に寝てしまった私。

起こされた時に「いかがでしょうか?」という仕上がりを見て

…全然ダメじゃねぇか。甘皮が全然取れてねぇじゃねぇか…と、思ったんだけど
時間も無かったので「はい、結構です。どうもありがとね」と、言って帰った私。

しかし
やっぱり…ダメ。気になって気になって…。
甘皮をですね、ちゃんと取ってくれるだけで爪の長さが3ミリは変わるし
カラーリングの仕上がりも全然違うんだなぁ…。

やっぱり銀座のTAACOBAさんじゃないと駄目なんかなぁ…と、思いつつ
数日後、そのサロンに電話をしたわけですよ。

もちろん施術者の技術不足もあるでしょうが
問題なのはそれをケアーする上司のチェック不足。
そして一番の問題点は私が「はい、結構ですよ」と、その時点で納得した事。

その点を踏まえた上で
「やり直しという事ではなく
お金はもう一度お支払いしますから
改めて予約をお願いしたい」という旨のお電話をしたわけ。

そして当日
ネイル部門の一番トップの方が施術してくださいました。
さすがの仕上がり。大満足。

しかし
その後そのトップの方をはじめ
経営者の方がいらっしゃり
「申し訳ありませんでした。担当させて頂いたAの方には
しっかり注意いたしましたので…。
えぇ…もちろん今回の料金は結構でございます」という。

何だか後味が悪い。

Aさんはたぶんすごく怒られたんだろうなぁ…。

技術職というのは、とにかく経験を積んでいくしかないわけですから
仕方の無い事ではありますが…。

「お金は払います」「いえいえ結構でございます」の
押し問答の末、お支払いはしてきませんでした…けど
それでは…と、
一ヶ月後に改めてAさんの指名で予約入れてまいりました。

こうなったら、私の爪でよければ
Aさんにどんどん経験を積んでもらおうというせめてもの気持ち。

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昭和大橋歯科医院 Dr.chicoの日記

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