昭和大橋歯科医院 Dr.chicoの日記

院内で流している有線のＢＧＭも
クリスマスソング一色となり…
クリスマスセール云々というダイレクトメールがジャンジャン届くようになり…
本来であれば
何だかワクワクしてきて
あれが欲しいなぁ〜
これが欲しいなぁ〜などと
考えるのが楽しくなる時期…なのですが
今年ばっかりは、全くそんな気になれない。

歯科医療というのは
様々な機械を使うのですが
開業して5年目に突入すると
チョコチョコとその機械類の調子の不具合が出てくる。

先輩の開業されている先生方に伺っても
だいたい5年目位で起こるらしい。

考えてみれば毎日毎日酷使しているわけですからね。
仕方がない。

まず最初に症状が出たのが院内に3台設置してあるパソコンの1つ。

ど〜も調子が悪い。重い。

すぐに業者さんに来てもらうと
“いかにも理系”的な頭のよさそうな技術者の方がいらして
しばらくパソコンを点検してくれた。

すると
何だかゴチャゴチャと専門用語で説明してくれたけれど
要するにオーバーヒート（たぶん）しちゃっているとの事。
寿命らしい。

そして修理費用を考えると
新しく買い換えた方がいいみたい。

そのパソコンをかわきりに
やれこの機械の調子が悪いだの
やれあの機械が動かないだのと
立て続けに起こったわけです。

道具が無ければ仕事が出来ない。

まず業者さんにすぐ代替品を持ってきてもらい
現場には支障はきたさない様にする。

そして
次におこなう事は
修理すべきか新品購入すべきか
見積もり書を持ってきてもらい検討する。

そんなわけで
とてもじゃないけど
この時期…
やれバックだの靴だのと買い物する気にはなれないわけです。

うちが取引している業者さんは
結構値引きをしてくれているので
普段はスタッフ任せで何も言わない私なのですが
さすがに今回ばかりは
営業マンの方に更なる値引き交渉をせざるを得ない。

グラビアアイドル系の超カワイイ系の女医さんだったり
どこかハカナゲなちょっとか弱い系の
“守ってあげたくなるタイプ”の女医さんだったりすれば
上目使いで
「お・ね・が・いっ♪もうちょっと…安くぅ〜してくれるとぉ〜
私…とっても…助かるの…。」と
小首でも傾げて交渉すれば値切り交渉も上手くいくかもしれないけれど

私の場合…
そういったタイプとは“真逆”のキャラですからねぇ。

仕方ネェから
いつもの小芝居をうって
同情をかいつつの値引き交渉術を用いる。

「私もさぁ…男勝りとか猛々しいとか元気がいいとか
言われるけどさ…（煙草の煙を目で追う）
ぶっちゃけ…諸々と悩みもあんのよ…。
色々大変なんだよね…。（伏し目がち）」

「そういえば先生、最近また…痩せましたよね？」

うひひ…きたきたっ！
ここはあえて加圧トレーニングのダイエット中の事は伏せておく。

「う…うん。そうなのよ。
あんまり食欲なんかもでないんだ…。
（ここでわざとらしく）あ！でもね、そんな事は
そちら様には関係ないからねぇ…。
ごめんねぇ…。変な話をしちゃって…。

でね、この見積もりなんだけど…
Ｍさんトコロも頑張ってくれてるのわかるんだけど
もうちょっと…安く…して頂けるとね…
本当に助かるのよ…。もう一度上の人と相談してくれないかなぁ…」

ってな感じで私なりに頑張りまして
パソコンもかなりお安く購入する事が出来ました。