靴の修理

私は靴が大好きで
超流行り物の形の物は
アウトレット等で激安で購入し
ワンシーズンで履き潰す。

流行に左右されないベーシックな物は
丁寧かつマメにメンテナンスをし
時には修理にだしたりしながら
長く履く。

中には軽く10年以上の付き合いの物もある。

さて
この靴の修理…。
一番安心なのはそのメーカーにお願いするのがベスト。

しかしちょっとした直しは
高崎のあるお店でいつもお願いしております。

ここのオジサンが
独特のキャラクターをお持ち…と、いうか
コミニュケーション能力が若干欠如している…と、いうか
やる気があるんだかないんだか
毎度毎度伺う度に
“イラッ”とさせられるんですな。

しかし
結果的に「いい仕事」をしてくださり
技術は確かなので
結局そこへまた伺う事になる。

先日も
昼休みに靴の修理をお願いしに伺った。

するとオジサンは案の定
嫌々ながら(という風に見える)
靴を手に取り
ジロジロとチェックをし
はぁっ…と、ため息をついた後に
「こうゆうねぇ…複雑な形のものはねぇ…
皮の部分をはずすのが大変でねぇ…
ちょっとねぇ…」と、黙り込む。

「では、はずせないわけですか?」

「いや、はずせますよ」

はずせるんじゃんっ!!

「では、修理が可能なわけですね?」

「可能かどうかはわかりませんけどねぇ…」

私サイドはこの段階でかなりイライラしてきている。

「では、やって頂けないという事ですか?どうなんですか?」
だんだん声が大きくなる。

「やりますよ。
ただねぇ…新しく皮を貼り付けた部分が
段差になっちゃうんですよ」

ここまでくると私の大声もヒステリックになってくる
「靴の底が段差になってたら歩けませんよねっ!!
素人判断ですけど
段差の部分は研磨すればいいんじゃないですかぁっ?!!
あなたの後ろにある機械は
その為の研磨機でしょう?!!」

するとオジサンは淡々と
「えぇ…ですから最後に研磨はしますよ」

えぇっ?すんのかよっ!
だったら最初からそう言えよっつーのっ!

そして待つこと30分…。

果たして仕上がりは相変わらず完璧。

そしてお会計が1200円。

これだけテマヒマかけて
このお値段。申し訳ないとさえ思う。

自然と
「どうも有難うございました」と頭が下がる。

ヒステリックに大声を上げてしまった自分が恥ずかしい。

でもですよっ!オジサンも
もうちょっとだけ説明上手になってくれるとね…いいんですけどね。

だって毎回この繰り返しなんですもの。

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昭和大橋歯科医院 Dr.chicoの日記

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