反面教師

某安売りメーカーのスエットパンツ。

まだ購入して2ヶ月程であるが
かなり酷使して
乾燥機でガランガランとやっていたせいか
劣化が激しい。

丈もくるぶしまで短くなり
ヒザ部分は出てしまって
かなり無残な状態になっている。

しかし
別にそれで外に出かけるわけでもないし
たいして気にせずそれをはき
ウロウロしていたら
スタッフの順子さんに
「先生〜っ、ちょっとそのスエット…しょっぱいよ」と
失笑されてしまった。

普段からスタッフに
「人様の前に出るのだから、ちったぁ小奇麗にしときなさいよ」と
叱咤している者として
“しょっぱい格好”は如何なものか…と、反省し
それを捨てる事にした。

しかし
いつもそうなのであるが
こういった物を捨てる時に
ちょっと罪悪感が心をよぎるんですよ。

その原因は
実家の母にあると思っております。

とにかく母は
物を捨てない人で
昔はボロボロになったシャツや下着などは
小さく正方形に切って箱に入れ
自転車磨きなどに有効活用しておりました。

そんな母を見て育ちましたから
ゴミ箱に自分で捨てたスエットを見て
なんとも言えない罪悪感を感じちゃうんだなぁ〜。

でもね
捨てなければ家は片付きませんからね。

私はあまり物には執着せず
不要なものはドンドン捨ててしまう。

これも面白いもので
母の影響だと思っております。

なんでも“もったいない”からと、捨てることをせず
家にあふれかえった“物”を
収納する場所がなくなると
お金を出して倉庫を作る。

当時から子供心に
本末転倒だな…と、思っておりました。
私に言わせれば
そちらのお金の方がよっぽどもったいないと思うわけです。

まさに反面教師ですな。

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昭和大橋歯科医院 Dr.chicoの日記

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