昭和大橋歯科医院 Dr.chicoの日記
前橋の昭和大橋歯科院 院長Dr.チコの日々の想いを綴っています。
ツボ
2008.10.23 (Thu)
以前、あるフランス人の一家と食事をしている時の事。
私の友人と彼女の妹
そしてその両親というメンバー。
そこで感じた、あるカルチャーショックについて。
当たり障りのない会話を楽しんでいた時
友人の母が
「私ね、最近…足の先が冷えちゃって困るのよね」と言ったわけです。
するとその夫が
「そんな事ならいっそ、足の先をちょん切っちゃえばいいじゃないか。」
一同大爆笑。
な、何で?そこで笑うのぉ?
全然面白くないんですけどぉ〜っ!!
仕方がないので私もナイフとフォークをいったんテーブルに置き
「フォッ フォッ…」と、変な作り笑いをしましたけど…。
シュールというかなんというか…
笑いのツボの違い…
つくづくお国柄の違いを痛感しました。
私なんぞはどちらかといえば
「志ん生」の落語や
「人志松本のすべらない話」のDVDなどで
大爆笑しちゃうタイプのツボ…なのですよ。
でもですね
やはりフランスの映画や女優さん達は大好き。
以前から申し上げておりますが
彼女達は
ハリウッドの女優さん達に比べて
歳の重ね方が上手。
そんなわけで今朝も早起きをして
映画を二本観ました。
『昼顔』と『夕顔』
もうご存知の方も多い名作の二本ですが
1967年
ルイス・ブニュエル監督
カトリーヌ・ドヌーブ主演の『昼顔』
貞淑な人妻が昼のひと時だけ娼婦になるという
センセーショナルなラブストーリーで
60年代を代表する名作のひとつ。
その昼顔の38年後のストーリーを描いた作品が『夕顔』
これは今年100歳をむかえる
世界最高齢の現役監督の
マノエル・ド・オリヴェイラ氏の作品。
彼独特の優雅で格調高い映像美にうっとりとしながら
今日は素敵な朝の時間を過す事ができました。