ジンジャエール

以前、友人のみっちゃんと
ブルガリのレストランで注文したジンジャエールがとても美味しく
すっかりジンジャエールにハマってしまった私は
外で食事をする度に
食前酒がわりに必ず注文するようにしています。

5月末からお酒は飲んでいないのでね。

しかしどこで飲んでも
ブルガリのジンジャエールが一番美味しく
暑い一日の仕事の後など
「あぁ…またアレを飲みにいきたいなぁ。
ブルガリのカフェは12時までだから
いっその事、車をとばしていっちゃおうかな」と思うほど。

そして先日
スタッフの関ちゃんと銀座に行ったときに
「びっくりするくらい美味しいジンジャエールを飲ませてあげるわよ」と
彼女をブルガリのカフェを連れて行った時の事。

「いつものジンジャエールお願いね」なんて気取って注文すると
しばらくして
うやうやしく運ばれてくる愛しのジンジャエール。
IMG_1424.jpg
キンキンに冷えたそれをグラスに注ぐと
ロックアイスの隙間からあふれ出る炭酸が
高級なシャンパンを連想させる。

そして一口くちに含むと
上品な甘さの後にピリッと舌に感じる優しい辛さは
ジンジャーの香りがする。

「どうよ。関。美味しいでしょう?」上目使いで彼女を見る。
「……」

「ま、言葉も出ないんでしょうね。だってブ・ル・ガ・リッのジンジャエールだかんねっ!
その辺のコンビニじゃぁ売ってないんだかんねっ!」と、恩着せがましく言う。
「……」

私はずっと黙る彼女を満足そうに眺めながら
更にウンチクを続ける。
「うふふ。美味しいでしょう?!ジンジャーの香りがするでしょう?
ま、うるさいかもしれないけどさぁ〜、その辺のコンビニじゃぁ…」

「先生…。お話中悪いんだけど…」と彼女が私の言葉をさえぎった。

「これって…ウィルキンソンのジンジャエールでしょう?
うちのダンナが好きなのよね。」

私はびっくりして
「え?!ブルガリのオリジナルじゃないのぉ?」と、慌てる。

すると彼女は苦笑いしながら
「先生…ごめんねぇ。でもこれって酒のヨシダ(地元の安売りの酒屋さん)でも売ってるよ!」

「マジでぇ〜っ?!」と、ショックのあまり言葉も出ない。
なんだよ!
酒のヨシダで売ってんのぉ?

私ってバカみたい!
ハズカシ〜ッ!!

すると関ちゃんは
「先生、しょうがないよ。
先生はアルコール歴は長いけどノンアルコール歴はまだ3ヶ月だもんね。」と
慰めてくれた。

そして後日
彼女は酒のヨシダで1ケース買って
プレゼントしてくれました…。

満面の笑みの関↓
IMG_1423.jpg

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昭和大橋歯科医院 Dr.chicoの日記

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