昭和大橋歯科医院 Dr.chicoの日記

今週のりーたんのアレンジメント



さて…先日友人と電話で話していたら
「私のシャンプーは高いから
ダンナに使われないように洗面所の下の棚に隠してあるのよ」と、言っていたのを聞いて「なるほどね」と思った。

何を隠そうこの私もさすがに隠しはしないものの
自分用と夫用のシャンプーとボディーソープは
わけて別のものを使っているクチ。

自分用のシャンプーはイヴァンカのもので
もうこれ以外の物は使えません！という程、愛用している。
何しろコレを使い始めてからは
髪質も健康になってツヤも出てきたしハリやコシも出てきた。

しかし難点を言えばお値段が少々お高い。

夫の場合、遺伝的にみて
遅かれ早かれ抜けちゃうわけですから
そんなに高いものを使わなくてもいいでしょ〜という事で
お徳用サイズの物をスーパーで買ってきて
バレナイようにオシャレなポンプに移し変えて使ってもらっている。

しかし
最近何となく私のシャンプーの減り具合が早いなぁ…と、気になり
事の真相を探るべく夫の入浴を
『家政婦は見た！』の市原悦子風に密かに覗いてみる。

すると…
な、な、何と彼は
私のイヴァンカを使っていたのよねっ！！

それもご丁寧に二度洗いまでしてっ！！

お風呂から出た夫に
「ちょっとぉ〜っ！いくらすると思ってんのよぉ〜っ！」と言いたいトコロをグッとこらえ、
「五井さんって最近イヴァンカを使っているのぉ？」と
引きつりながらも満面の笑みを浮かべ聞いてみる。

すると
「おぉ。あれってポカリみたいな香りがしていいよな」と彼。

怒りのあまり、下唇がワナワナと震える。

「どうせ抜けちまう髪の毛にイヴァンカはねぇだろぉ〜！えぇ？！」と
言いたいトコロをグッとこらえるのに苦労した。

しかしここでふと考えてみると
何かと言うと“どうせ抜けちゃうのに”と、安いシャンプーを使わせてきた自分に
罪悪感を感じなくも…ない。

あまり安いシャンプーばかり使っていると
髪の毛にしてみても
「えぇ…どうせね、我々は脱落していきますからね、毛根も細いですしね、
その割には皮脂ばっかり多くてねぇ…ご迷惑おかけしていますよ…
なるべく早めに脱落していくように努力はしているんですがねぇ…えぇ…
未練がましく頭皮さんにくっついていてもねぇ…
かえってご迷惑じゃないかって…えぇ…仲間とも話してはいるんですよぉ…」と
悲観的になって
「さよならぁ〜」と、一気にガバッと抜け落ちられても困る。

出来ればいつまでも夫の頭皮に頑張ってくっついていて頂きたい。

そんな風に考えていたら
何だか彼と彼の髪の毛達に申し訳なくなってきて
スーパーのシャンプーは処分して
彼にもしっかりイヴァンカを使ってもらう事にいたしました。