鼻歌まじりに…

木曜日の昼休みは夫の従姉妹のかずえちゃんと
ランチをしてきました。

彼女は今回土地を購入し
家を建てる事を検討しているとの事でした。

「ホント全然わからないからさぁ
相談にのって欲しいんだよねぇ」と言われ
おせっかいと出しゃばりを足して2で割ったような私は
「ええ、いいわよっ!必ず家の図面をもってきてねっ!!」と鼻息も荒く快諾したのでした。

待ち合わせ場所で落ち合い
座るや否や図面を広げ矢継ぎ早に彼女に質問する。

「どんな家をたてたいの?イメージだけでもいいのよ。」
「外壁は?」
「内装は?塗装?フロス?何?」
「床材は?」
「汚れ対策の事は考えてる?」

彼女はもともとの大きな瞳をさらにくるくるとしながら
少しづつ家のプランや業者さんとのやりとりなど
一通り話してくれました。

すると私は
「ダメッ!ダメッ!駄目〜〜〜っ!
かずえちゃん!!全然駄目っ!」

足を高々と組みタバコの煙を鼻からだしながら
「甘いわね…。それじゃあ業者の思うツボよ。
ちょっと勉強不足ね」と物凄く上から目線の物言い。

こんな時の私は
“一体何様〜?!!”と思う程、態度がでかい。

そして
「いい?“家を建てる”という事はで、す、よ!
一生に一度の事なんだからよく考えなきゃ〜っ!
そもそもね〜(煙草に火をつけ)
何が駄目かっていうとねぇ〜(煙を吐き出す)」
と、機関銃のように演説が始まる。

はたから見ると
柄の悪い暴力団が善良な市民を恫喝しているように…見えなくもない。

しかしとっても律儀で素直なかずえちゃんは
「なるほどぉ〜」と
大きく頷きながらメモを取り
「あ〜本当に先生に相談してよかった。
とっても勉強になったもの。
やっぱり目の付け所が違うよねぇ。
本当にありがとうございます。」と頭を下げる。

すると私は満足そうに頷き、時計をチラッと見て
「よぉ〜しっ!(いかりや長介風)今日はここまでっ!
私が今日言った事をキモに命じて
しっかり調べておくことっ!!いいわねっ!!」と
最後まで偉そう。

そして散々偉そうに喋り倒した私は
一人で勝手に満足して
鼻歌まじりに帰路についたのでした。

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昭和大橋歯科医院 Dr.chicoの日記

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