BMI

ニューズウィークの4月2日号の記事を読んで。

今年一月、米ミシシッピ州の下院議会にある法案が提出されたらしい。

『州内の飲食店は肥満者には一切食事を提供してはならない』

えぇっ?嘘だぁ〜ん!

更に記事を読み進めていくと
どうも嘘ではないらしい。

要約すると
この法案の対象は5席以上のレストランやバーで
違反を重ねると営業許可が取り消される。
そしてその肥満の基準はBMI(ボディーマス指数=体重`を身長bの二乗で割った数)が
30を超える人々。

記事は
飲食店の接客マニュアルには「注文前に笑顔でBMI値を聞くこと」という項目が加えられ、
高級レストランはエントランスにお洒落な体重計を用意し、ハンバーガーは禁酒法時代のウイスキーのように闇で取引される…そんな時代がくるのでは?と締めくくっていた。

以前から思っているのですが
アメリカという国は「社会悪」とみなした行為に対しての罰則規定が
何事もヒステリックなまでに極端なんですよね。
喫煙のようにね。

しかし肥満はですね、
タバコのように他人に迷惑をかけるわけではないのですから
そこまでしなくても…という気がしないでもない。

しかし成人の30パーセントがBMI値30以上というこの州では
肥満が引き起こす様々な疾患が
医療費を圧迫しているという切実な事情があるのかもしれません。

pagetop

昭和大橋歯科医院 Dr.chicoの日記

MENU

Calendar

    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30      
<<前月 2008年04月 次月>>

New Entries

Mobile

Archives