昭和大橋歯科医院 Dr.chicoの日記
前橋の昭和大橋歯科院 院長Dr.チコの日々の想いを綴っています。
ハル君
2007.07.30 (Mon)
先日1年ぶりに歯科検診で診療に来てくれた
小学校3年生のAちゃん。
開業当時から家族ぐるみで来てくださっている患者さんの一人。
綺麗な長い髪が肩の下で緩やかなウェーブを描き
細くて長い手足は真っ黒に日に焼け
大きな瞳をくるくるさせながら
楽しそうに笑う彼女は
絶対に富永愛ちゃんをしのぐ
ランウェイクラスのモデルになるに違いない!!と、私は確信している。
その為、いらっしゃる度に
待合室で診療を待つお母様に
「○○さん、Aちゃんをデビューさせる気ないのぉ?」と
プロダクションの社長さながら
説得を試みる。
そしてAちゃん本人にも
「でね、もしよぉう、デビューしたらさぁ
パリコレとか連れて行って欲しいわけよ。」
「え?Aわかんなぁ〜い」
「今は“わかんなぁ〜い”でもいいけどさ
セレブの集うパーティーとかあったらさ
先生を必ず連れて行くこと!いいわねっ!」と
子供相手に私もかなり必死。
そして変な虫にでもつかれたら困ると
「Aちゃん、これからね色々な男子が近寄って来ると思うけど
安売りしちゃあ駄目よ。
Aちゃんにはね、ワールドクラスのセレブが待っているんだからさ」
「でもね、ハル君がいるから…」
えぇ?!誰?!ハル君って!!
彼女の話によると
幼稚園の時、
すでにチュウをして将来を約束した相手らしい。
「えぇ?そうなのぉ?!」と愕然とする私。
恐るべしハル君。