昭和大橋歯科医院 Dr.chicoの日記
前橋の昭和大橋歯科院 院長Dr.チコの日々の想いを綴っています。
六月大歌舞伎
今月も行ってまいりました。
『六月大歌舞伎』
今回の演目は
「元禄忠臣蔵」
「盲長屋梅加賀鳶」
「船弁慶」
終電の関係で最後の演目は観られませんでしたが
「元禄忠臣蔵」の徳川綱豊役の片岡仁左衛門と
富森助右衛門役市川染五郎とのやりとりに号泣、爆笑し
「盲長屋梅加賀鳶」での
道元役の松本幸四郎と
松蔵役の中村吉右衛門との
息の合ったリズム感ある
修辞の凝った七五調の台詞に感動しつつ
ここでもまた号泣、爆笑し
本当に楽しませていただきました。
実は私、昔から「鬼平犯科帳」の大ファンで
ちなみに全部ビデオ持っておりまして
鬼平こと長谷川平蔵様には
心底惚れ抜いちゃっているものですから
もちろん中村吉右衛門様に対する思いも
並々ならぬものがあるわけですね。
そんな思いもあい重なって
うっとりと鑑賞させていただきました。
今回も「歌舞伎友の会」の同士である
妹の典子と行ったわけですが
歌舞伎座に到着するまでが大変なんですよ(~_~;)
典子のメーク。
彼女は(手前ビイキではないのですが)
決してお化粧は下手ではないと思うのだけれど
私のダメ出しを恐れてか
何故かここ一番!って時には
プロの方にお願いしてやって頂くわけです。
今回はボビーブラウンのショウジさんにお願いして
ご満悦の典子。
着物も高山ちゃんのお見立てのおかげで
全体的に綺麗に着こなせておりました。
私はと言えば
今回はせっかく無二さんであつらえた
江戸正藍長板本染の着物に
同じく高山ちゃんに選んでもらった帯も完璧だったのに
着付けの未熟さが露見してしまい
おはしよりのバランスの悪さに
納得がいかず
典子に誤って赤ワインを着物の袖にこぼされて
パニック状態で謝る典子に文句も言えず
どこもかしこもこのサインで
泣き笑いでしたが…
小さい頃を思い出させる彼女のこの笑顔に
大満足の姉なのでした。